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日本医科大学形成外科学教室アンファー寄付講座「抗加齢予防医学講座」が 日本人初の快挙!第11回世界毛髪研究会議で最高賞受賞!

日本医科大学形成外科学教室アンファー寄付講座の抗加齢予防医学講座は、世界中の毛髪科学研究者が集い、基礎から臨床医学まで最先端の技術や研究を発表する国際会議、第11 回世界毛髪研究会議(11th World Congress Hair Research)において、最高賞であるThe Best Oral Presentation Award を受賞しました。
The Best Oral Presentation Awardは口頭発表を応募した多くの演題から55演題が採択され、その中の優秀な演題と審査された2演題が選ばれるもので、大変名誉のある賞です。世界各国の研究機関や有名大学が軒を連ねる中、当講座は独自の技術を使った観察を成功しました。今回の受賞ではミノキシジルや非接触振動圧がKATPチャネルの活性化をイメージングで初めて明らかにしたこと、さらにマウスの発毛にも寄与しており、発毛関連遺伝子発現が上昇していることなど、細胞実験から動物実験までの一連の実験結果が評価されました。この発毛メカニズム解明により、新しい発毛技術の可能性として、今後はミノキシジルと非接触振動圧を組み合わせた発毛の相乗効果を応用した臨床研究への期待が寄せられました。

 

研究の背景

ミノキシジルは1950年代後半に血管拡張剤の内服薬として開発され、降圧薬として使用されてきましたが、女性の顔多毛症が副作用・予期せぬ効能となり、1988年FDA(アメリカ食品医薬品局)によって発毛剤として認可されました。日本ではダイレクトOTC薬として1999年上市されました。今年で約30年を迎える薬剤であるにも関わらず発毛メカニズムの詳細は不明のままとされています。当講座はこのミノキシジルの上流メカニズム解明をするとともにマウスの発毛および発毛シグナル遺伝子の発現の変化を観察し、さらに物理学的刺激がミノキシジルの発毛に関する作用機序とどのような関連性があるのかを探索。

発表内容詳細

・ミノキシジルおよび非接触振動圧の発毛メカニズムはSUR2B/Kir6.1サブユニットで構成されるKATPチャネルの活性化によるものであることを一連の作用機序と合わせて報告。
・毛乳頭細胞への非接触振動圧により発毛関連遺伝子の発現が増幅することを報告。
・日本医科大学形成外科学教室で開発中の非接触超音波発生装置による振動圧刺激により剃毛マウスの発毛が促進する現象の報告。
・ミノキシジルおよび振動圧を加えた部分の皮膚で発毛関連遺伝子の発現が亢進し、そこから徐々に遺伝子発現が加えていない部分へと広がる現象

発表者の抗加齢予防医学講座准教授 高田博士

 

 大会長のDr. Ramon Grimaltと受賞者

 

World Congress Hair Researchとは

世界各国の毛髪研究団体が一堂に会する最も大きな会議で、世界トップレベルの科学者や医師が集結し、最先端の技術や研究を発表する。日本はThe Society for Hair Science(SHSR)、そのほか海外には5つの毛髪研究団体(European Hair Research Society (EHRS)、North American Hair Research Society (NAHRS)、Australasian Hair and Wool Research Society (AHWRS)、The Hair Research Society of India (THRSI)、Korean Hair Research Society (KHRS))がある。

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