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【監修】

小山 太郎(こやま たろう) 医師
【略歴】
医学博士
日本抗加齢医学会専門医
日本臨床毛髪学会評議員
日本メンズヘルス医学会幹事
テストステロン治療認定医
NPO法人フューチャー・メディカル・ラボラトリー理事
日本医科大学大学院医学研究科 形成再建再生医学 非常勤講師

慶應義塾大学医学部卒業。
同大学院で骨格筋の再生医療の研究、
Brigham and Women's Hospital(Harvard Medical School)で創傷治癒の遺伝子治療の研究に従事。
現在は男性型脱毛症専門外来、男性更年期専門外来での診療の傍ら毛髪の研究に取り組んでいる。
常に最新の知見に基づいた診療を心がけている。

勃起不全の最新治療マシンを専門家・小山太郎先生が解説!

目次

0:18​ 川和真奈美さん登場
0:23​ 小山太郎先生登場
0:45​ 男性更年期障害とは?
1:13​ 男性更年期障害の症状
1:33​ EDの症状とは?
2:08​ EDが疑われる確率は?
2:25​ EDの治療法とは?
2:55​ 投薬の効果とは?
3:00​ 「シルデナフィル」「バルデナフィル」「タダラフィル」
4:13​ 投薬以外の治療法は?
4:41​ ED回復マシンとは?
5:19​ 衝撃波の強さは?
5:42​ レノーバをどれくらい使うと効果が?
5:59​ 今回のおさらい

EDをもたらす男性更年期障害とは?

男性の心身に変調をもたらす男性更年期障害

成人男性を悩ませる、ED(勃起不全)。その原因には、男性更年期障害の場合もあります。
EDの治療法には投薬治療が一般的ですが、最近脚光を浴びている、マシンの衝撃波でEDを治す「ED機器治療」も選択肢となります。
EDや男性更年期障害の概要やEDの治療法、ED機器治療のメリットなどを解説します。

加齢に伴って訪れるED(勃起不全)に悩む男性は少なくありません。その大きな原因の一つとされているのが、男性更年期障害です。

男性更年期障害は、正式には「加齢男性腺低下症候群」あるいは「LOH症候群」と呼ばれる男性特有の症状です。

テストステロンを代表的とする男性ホルモンには、不安感の解消や、前向きな楽しさを感じる多幸感、性的な活発さなど、さまざまな役割があります。

しかし、加齢などが原因で男性ホルモンの分泌量が低下すると、それに伴って男性の心身や性機能に悪い症状が現れるようになります。この症状を、女性の更年期にならって男性更年期障害と呼びます。

女性の更年期も、女性ホルモンのエストロゲンの低下と欠乏によって心身の不調が引き起こされます。男性の更年期は、心身のコンディション悪化に加え、ED(勃起不全)が重要な症状として含まれていることが大きな特徴です。

【男性更年期障害の症状】

男性更年期障害の症状としては、以下のものが挙げられます。

男性更年期障害の症状(1)性機能関連症状
・性欲の低下
・勃起障害
など

男性更年期障害の症状(2)精神・心理症状
・気持ちの落ち込み
・不安感
・抑うつ、短期
・疲労感
など

男性更年期障害の症状(3)身体症状
・発汗
・ほてり
・睡眠障害
・筋肉量と筋力の低下
など

EDとはどのような症状を指すのか

どれくらいの症状になるとED?

EDは、英語の「Erectile Dysfunction」の略です。性交を行うのに十分な勃起が得られなかったり、勃起しても維持できない。このような状態を、EDと定義しています。日本語では「勃起不全」とも「勃起障害」とも訳されます。

【EDと診断される目安】

いわゆる“勃たない”状態というのは、健康的な男性であっても、日常的に起こりうるものです。体調が悪かったり、疲れていたり、お酒を飲んでいたりして、うまく勃起できないこともあります。また、その頻度には人それぞれの個人差もあります。

では、どれくらいの確率があれば、EDの症状を疑うべきなのでしょうか。現在の医学的な定義では、「3割の確率で勃起できない場合は、EDを疑った方がよい」とされています。

EDにはどんな治療法があるか

適切な治療でEDは克服が期待できる

EDの治療法としては、「内服薬を処方する」と、「ED治療機械を使う」の2つの方法があります。それぞれを説明します。

【EDの治療法(1)内服薬を服用する】

もっとも一般的なEDの治療法は、内服薬(PDE5阻害薬)を服用することです。

現在、3種類の飲み薬があります。それを飲んで、勃起を回復させることが一般的です。 それぞれ、開発の古い順に説明します。

・シルディナフィル
1998年に米国のファイザー社から発売された、世界初のED治療薬です。世界的に有名で、安心感があります。

・バルデナフィル
水に溶けやすいという特徴があり、速効性はもっとも高いとされています。“硬さ”が出やすいこともメリットです。

・タダラフィル
緩やかに長時間作用する、マイルドで自然な効果が持続します。

この3つの内服薬の中で比較すると、タダラフィルは、他の2つの薬に比べて、以下のメリットがあります。

・飲み合わせの問題になる薬が少ない
・薬の効き目が他の2つの薬より長い・食事の影響を受けにくい

とはいえ、ED治療薬は適合性の個人差が大きい医薬品です。どの薬がその人に合うのかは、試してみないとわからない部分が大きいのです。開発がいちばん古いシルディナフィルでも「他の薬は効かなかったのに、シルディナフィルだけ効いた」というケースも少なくありません。

しかし、いずれの薬も一度試してみて、自分にもっとも合う薬を探すことをお勧めします。

【EDの治療法(2)機械療法】

EDは、ペニス(陰茎)に満足な血流が流れず、ペニスの海綿体が膨張しないことで起こります。機械療法は、ペニスとその周辺の血管に機械的に刺激を加え、EDを改善させようというものです。

もっとも有名なEDの機械治療マシンは、イスラエルのダイレックス社が開発した「RENOVA(レノーバ)」というマシンです。

【機械によるED治療のメカニズム】

レノーバは、対外衝撃波を使って血管機能を高める医療機器です。

ペニスの付け根とペニスの側面の左右合計4カ所にアプリケーターを当て、3,600発(1カ所900発)の衝撃波を与えることで、陰茎幹と海綿体の全範囲で血管が揺さぶられます。これによって陰茎内で新しい血管が生成されます。

また血管そのものが柔らかくなることで、血液の陰茎への流入がアップし、血管機能が高まります。これにより、EDが改善されるのです。

ED治療機器によるED治療のメリット

衝撃波で血管を刺激してEDを治療!

機械によるED治療のメリットは、一言でいえば「内服薬を飲まずにすむ」ということです。EDの治療には内服薬が第一選択肢ですが、心血管系障害や重度の肝機能障害といった持病がある人には、副作用リスクが高いため処方することができません。

また持病がなくても、体質的に内服薬が合わずにED治療の効果がない人も、ゼロではありません。
そういった「内服薬が飲めない」あるいは「効かない」といった人には、機械によるED治療が第一選択肢になります。

【機械によるED治療は痛い?痛くない?】

衝撃波を当てることでペニスの血管機能を高め、ED治療につなげるレノーバ。しかし衝撃波が「3,600発」と聞くと、強さだと思われがちで、治療の痛さが気になります。

しかし、それは心配には及びません。ED治療をスタートして、いきなり3,600発の衝撃波を浴びせることはありません。最初は弱めの衝撃波に始まり、慣れに従って、徐々に強めて行きます。そして最終的に、治療にちょうど良い衝撃の強さに調整することになります。

そして衝撃波も「ポンポンポン…」と軽く叩かれているような感触がある程度で、決して痛みを感じることはありません。

【機械によるED治療の効果】

機械によるED治療の効果は、「Dクリニック新宿」での治療実績では、毎週1回20分の施術を4回行うことで、約7割が改善を実感したというデータが出ています。つまり、1カ月で目に見える効果が分かるということです。内服薬ほどの即効性はありませんが、逆に服薬に頼りたくないのであれば、ED治療の強力な選択肢といえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
EDの治療は、内服薬の投与が第一選択です。しかし、持病を持っていて薬を飲めなかったり、薬が効かない人には、マシンの衝撃波を使ったED治療が有効です。自分にマッチしたED治療を見つけ、男性としてより自信を持ち、充実した人生を送りたいものです。

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