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双子実験から薄毛の未来が見えてきた!!

小山 太郎

Dクリニック新宿 院長/医学博士/日本抗加齢医学会専門医/日本臨床毛髪学会評議員/日本メンズヘルス医学会幹事/テストステロン治療認定医/NPO法人フューチャー・メディカル・ラボラトリー理事/日本医科大学大学院医学研究科 形成再建再生医学 非常勤講師

小山 太郎(こやま たろう)

双子実験から薄毛の未来が見えてきた!!

1.症状

「薄毛は遺伝だから…」とあきめるのはまだ早い!?

髪が薄い父親、母方の祖父も薄い……。

と、身近に薄毛の人が多いと「いずれ自分も来るかも……」と密かに心配している人も多いはずです。円形脱毛症ではないいわゆる男性の薄毛の代表格“男性型脱毛症(AGA)”の場合、遺伝的なもので、「あらがうことはできない……」とあきらめ気味になっている人が多いようです。

 

2.原因

遺伝だけじゃなかった! 薄毛になるこんな“ダメ習慣”


遺伝は大きな要因。研究から母方の家系から受け継いでいることがわかっています。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

でも他にも世界中で薄毛に関する研究や調査が行われています。その中でとても興味深い研究がありました。それは、遺伝子がほとんど同じ双子で喫煙習慣・食生活・飲酒歴などが薄毛にどんな影響を与えているのか調べたものです。

その結果、太り気味の人(肥満度を示すBMI値が高い人)は標準からやせ形体型の人に比べて、薄毛になりやすい人が多いということがわかってきました。ただ、現段階では肥満=薄毛になるとははっきりとは言い切れない段階ですが、台湾の調査でもメタボの人は薄毛になりやすいという結果もあり、肥満やメタボは何かしら薄毛に関わっている可能性が考えられるのです。

他には、喫煙習慣がある人は、薄毛に影響するとも言われています。

あなたの生活習慣は大丈夫ですか? 『生活習慣診断』で今すぐチェックしてみましょう!

 

3.放っておくと…

メタボになると、薄毛以外のトラブルも!?

薄毛になりやすい遺伝子を持っている人が、肥満やメタボになるような生活習慣や喫煙習慣を送っていれば、薄毛の進行を加速してしまう可能性があるかもしれません。

さらに海外の研究では、薄毛の人はそうでない人と比べて心臓疾患が多い、というデータもあります。そう考えると、薄毛が進行するだけでなく、肥満やメタボな生活を送っていれば、他の病気を誘発してしまうことも考えられます。

だからこそ、薄毛予防としても、健康面でのエイジングケアとしても生活習慣を見直すことが大事なのです!

 

4.対策

対策1  ストレスや睡眠不足は薄毛の天敵! リラックス+深い睡眠を!!

ストレスは、薄毛を進行させるだけではなくさまざまなホルモンに影響を及ぼす可能性があります。

睡眠不足もホルモンを過剰に分泌させてしまいます。しかも、夜寝ているときに、体にいい影響を与えるホルモンが分泌されるので、しっかり寝ることは必須です。7時間睡眠を目標にしましょう。

 

対策2  頭髪はもちろん、爪や肌もイキイキ元気になる“亜鉛”を意識的に摂る

食生活も重要です。肥満やメタボにならないようにダイエットをすることも大事ですが、無理なダイエットは逆効果。最近、男性でも短期間で過度なダイエットをする人が多く、これが抜け毛の原因になっていることも多いのです。

肉や魚。大豆などのタンパク質に、“亜鉛”をプラスするといいでしょう。不足気味の人が多いので、意識的に摂るといいでしょう。亜鉛の一日の所要量は、成人男性12mg、成人女性9mg。目安としては、カキフライなら1日2個程度。

他にも色々な食材があるので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください


亜鉛は、髪はもちろん爪や肌もイキイキ元気にするので、エイジングケアには欠かせない栄養素なのです。

 

対策3  薄毛の進行を防ぐには頭皮を保湿することがポイント!


冬場になると肌が乾燥します。男性でも保湿ケアが必要になる季節です。これは頭皮も同じこと。頭皮と顔はつながった肌です。乾燥した肌はバリア機能が低下し肌荒れが起こります。それと同じように頭皮も乾燥すると頭皮にダメージが出る場合もあります。
これからの季節は、シャンプーで頭皮をやさしく洗浄した後は、ヘアトニックなどで乾燥ケアしてあげることも大事です。

さらに、マッサージも血行アップやリラックス効果のために重要です。でも、刺激はやさしく。頭皮と顔はつながった肌なのですから、肌をいたわるようにやさしいタッチで頭皮をマッサージしてあげましょう。

 

対策3  薄毛の進行を防ぐには頭皮を保湿することがポイント!

 

【マッサージのポイント】

①指で、両側の耳の上から円を描くように上に向かってまんべんなくマッサージ

②時折、地肌を軽く押さえ、ゆっくり離します

心地よいと感じる強さで繰り返すことが大事です。リラックスできるケアを心がけましょう

 

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小山 太郎

この記事の監修

小山 太郎(こやま たろう)

【略歴】

慶應義塾大学の大学院で骨格筋の再生医療の研究、Brigham and Women's Hospital(Harvard Medical School)で
創傷治癒の遺伝子治療の研究に従事。
2009年にDクリニック東京(旧 城西クリニック)に入職してからは、10年以上にわたり多くの患者さまの診察を行い
AGA(薄毛)診療実績を積み上げてきた。
現在は診療の傍ら毛髪の研究に取り組んでおり、常に最新の知見に基づいた診療を心がけている。

2001年  3月 慶應義塾大学 医学部 卒業
       5月 慶應義塾大学病院 入職
2007年  3月 慶應義塾大学 大学院 博士課程 修了
       9月 Brigham and Women's Hospital 入職
2009年 10月 Dクリニック東京(旧 城西クリニック) 入職
2021年  6月 Dクリニック新宿 院長就任

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よくある質問

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