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星のや京都を体験

年齢を重ねるごとに、仕事でも家庭でも責任が重くなってくるものです。がんばり続けていると、心と身体がちょっと息切れしてしまうような感覚に陥ることも……。そのように、がんばっている大人たちの心身を調整する、禅の考えに基づいた1泊2日の滞在プログラム『水辺の好日』があると聞き、体験取材してきました。

 

場所は、日本文化そのものといえる京都。その中でも、和のラグジュアリーを体感できる憧れのリゾート『星のや 京都』へと向かいました。

 

渡月橋で有名な嵐山は、高層建築物のない京都らしい景観を残す場所のひとつ。この渡月から舟に乗り、嵐峡の雄大な景観を眺めながら川を遡ること10分、目の前に星のや 京都が現れます。この下界と隔たった非日常への誘いにより、日頃の雑念が頭の中からフワ~っと消え去っていきました。

お部屋からは川のせせらぎが聞こえ、窓から見える風景も1枚の絵画のよう。ここに泊っているだけでも、日頃の疲れが溶け出しそうです。しばしお部屋で休憩した後、鍼灸とマッサージの施術を受けに、別のお部屋へと移動。事前に問診表に答えを書いて提出するので、当日は各自の体質に合わせた施術が受けられます。鍼は極細で、痛みなど感じないほど。マッサージとの相乗効果で、施術の後は脚のむくみも取れてスッキリ!

 

プログラムの進行は、滞在ごとに違うのかもしれませんが、私はその後、茶室にてお抹茶と和菓子をいただきました。

次のプログラムは、オリジナルのお香づくり。こちらも事前に、香りの好みを伝えてあったので、ベースとなるブレンド香がすでにつくられていました。これを基に、いろんな香りを調合し、自分だけのお香がつくれるのです。それを、可愛らしい布袋に入れて完成。ホッコリとした和の香りは、高ぶった心をスーっと鎮静させてくれるようで、今でもストレスを感じたときに、クンクンと嗅いでいます(笑)。

お夕食は、野菜を中心とした特別薬膳のコース。出汁をたっぷり効かせた野菜は、素材の旨みをより際立たせて、繊細な日本料理の神髄を味わえます。さすが京都!

就寝前には、よい眠りへと導く体操をし、身体に合わせて調合された薬茶をいただきました。そして、体質別の漢方入浴剤をお風呂に入れて浸かると、トロトロ感はMAXに。その後、深い眠りについたのは、いうまでもありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝は日の出前に起き、重要文化財である大徳寺の瑞峯院(ずいほういん)にて、朝のお勤めに参加(妙心寺の場合もあります)。星のや 京都の車で送迎してもらえるのでラクラクです。お坊様と一緒に読経をしているうち、無の境地になり、頭がスコーンっと空っぽになる不思議感覚。深みのある京文化を体験できるのも『水辺の好日』ならでは。


お勤めが終わったら、茶室にてご住職様がお茶を淹れてくださり、しばし歓談。印象に残ったのは「“知らない”ということを、恥じてはいけない」というお言葉。年齢を重ねるごとに“知らない”ということを恥じて隠したがる。それが、自分自身を苦しめることになるのだ、と。耳が痛いお言葉でした。自分の知らないことは、若い人にも教えを乞う。この気持ちがあれば、職場など、人間関係の風通しがよくなるのかもしれませんね。

 

お寺さんでのお勤めが終わり、宿に帰ってくると、もうお腹はペコペコ。お部屋でいただく特製朝鍋朝食の美味しいこと美味しいこと!

プログラムの最後は、薬茶をいただきながら、中医学による体質傾向データを受け取り、説明してもらいました。食事や運動・行動などの改善案が書かれていて、日常生活に応用できるのも嬉しいですね。

1泊2日という短い滞在でしたが、京都を思いっきり堪能し、心と身体がすごくラクになったと実感しました。私が訪れたときは新緑の季節でしたが、今は紅葉が見事なのでしょう。疲れたら、心身のエイジングケアをするため、また訪れたいと思っております。

星野リゾート 星のや京都
『水辺の好日』は、木・土・日曜日の1泊2日で開催。お申し込みは宿泊の2週間前まで。

取材・文/美容ジャーナリスト 藤田麻弥

 

【プロフィール】
女性誌や会員誌、Webにて、美容と健康に関する記事を執筆。化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンスのある情報を伝えるため、日本抗加齢医学会や日本香粧品学会を始め、多くの学会やセミナーを聴講。自身もアンチエイジングに関するセミナーの企画・コーディネートを務める。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研パブリッシング)がある。

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