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深~い呼吸ができる“座り方”をマスターしよう!

EXERCISE 心にも体にも効く呼吸法4

深~い呼吸ができる“座り方”をマスターしよう!

前回のレッスンで、緊張した体から力を抜く感覚と腹式呼吸の流れはわかったはずです。でも、体がリラックスしても姿勢が悪かったり、崩れているときちんと横隔膜が動けず、いい呼吸はできません。今までよりももっと深~い呼吸ができるようになる、“座り方”のコツをを『ZEN呼吸法』で人気の呼吸アドバイザー椎名由紀さんがわかりやすくレクチャー! 呼吸とともに美姿勢にもなれるメソッドです!

英語で「神が宿る」と言われる“仙骨”が姿勢の要

「“仙骨”という骨を知っていますか? 日本語では、“仙人が宿る骨”、英語では“sacrum(神の骨)”と称される体の骨の中ではとても重要な部分です。場所は、骨盤の中心にあって、上半身の土台で下半身の中心に位置し、姿勢や体のバランスなどに深く関係しています。いい姿勢の仙骨は座面(座った面)に対して、垂直に立っています。ですが、PCのデスクワークなどが長時間続くと仙骨は前に傾き、それと同時に骨盤も前傾します。そうなると腰が丸くなり、腹部は縮んでダンダン腹状態に。さらに重心が下に下がり、猫背状態にもなります。この形だと体が縮んだ状態なので深く大きな呼吸ができません。大きな呼吸をしても背中や肩が緊張して肺は動きにくく、浅い呼吸になってしまうのです」(椎名さん)

 

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まずは、いつでもどこでも“仙骨を立てる”習慣を持ちましょう

「では、あなたの姿勢をまずは、確認しましょう。オフィスのイスや電車の座席に座ったときに、仙骨はどんな位置になっていますか? お尻の割れ目の上の部分(仙骨部分)を手の平で触り、座面に対してまっすぐに立つように座りましょう。
このとき仙骨が天と地をまっすぐに結ぶように、頭のてっぺんから背中がまっすぐになるようにします。下腹部がキュッと締まるような感じになるようにしてましょう。

この仙骨を立てる姿勢は、呼吸をするときだけでなく、いつでも意識することが大事です。猫背予防にもなり、下腹部が自然と締まり、ぽっこりお腹や肩こり解消はもちろん、美しい姿勢作りにも役立ちます」(椎名さん)

 

◆仙骨が立ったいい座り方

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◆仙骨が倒れたNGな座り方

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シャキンと背筋を伸ばすのではなく、目指すは“仏像”のような姿勢

「ここで気をつけなくてはいけないのが、“仙骨を立てて背筋を伸ばす”というと頑張りすぎた姿勢を作ってしまうことです。例えば、頑張って背筋を伸ばそうとすると“反り腰”や“肩が上がってしまう”という緊張姿勢になる人が少なくありません。これだと仙骨が立っていても緊張で呼吸は浅くなってしまいます。

理想は、“仏像のお釈迦様”の姿勢です。仙骨は立っていて背筋も伸びていますが、背中が板のように直線になっています。体に無駄な力が入っていない座り方の究極は仏像の姿勢なのです。この状態で腹式呼吸をすると、腹横筋がキュッと締まって、大きく吐いてすっと吸うという動作がスムーズにできるようになるのです。

 

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今週は、呼吸はさておき、“仙骨を立てて座る”意識を持つことに集中しましょう。

来週は、この姿勢でできる腹式呼吸をレクチャーします!

 

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新刊『若返り美人呼吸』(KKベストセラーズ)

 

 

LET’S TRY 即実践のコツ

深~い呼吸ができる“座り方”のコツ

  1. “仙骨”の位置を覚える
  2. “仙骨”を立てて座る
  3. 肩に力を入れない
  4. 腰を反らない
  5. 背中を板のようにまっすぐに

椎名 由紀

この記事の監修

椎名 由紀

呼吸アドバイザー、タレント。自ら長年悩んでいた心や体の不調を江戸時代に生まれた禅の呼吸法で克服。その経験を元に、“ZEN呼吸法”としてメソッド化し、人気を集める。「呼吸ひとつで「怒り」「イライラ」がすっと消える本」(宝島社)など著書も多数。
■ZEN呼吸法公式HP

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