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笑いヨガで大笑いし、気分スッキリ、肩こり解消!

“Medline”(医学を中心とする生命科学のオンラインデータベース)に収録されている世界中の学術情報の中、最近30年間に発表された論文のタイトルで『Laughter(笑い)』を含む文献を5年ごとに調べると、1982~’86年には27本であった論文数が、年々増加し、2007~’11では121本にもなったそうです。30年間で4倍以上も増えているということ。それだけ、笑いと健康・病気との関連が注目されているのでしょう。

笑うことで、免疫細胞のひとつであるNK(ナチュラルキラー)細胞の活性を高める働きがあるのは、よく知られています。また、動脈硬化の初期段階である血管内皮機能の低下を改善する働き、糖尿病患者の方の血糖値上昇を抑える働きがある、という報告も。

しかし、世知辛い世の中、なかなか笑う気分になれない人が多くて……。特に、40歳以上の男性は、週に1回も声を出して笑わない人が2割以上もいるという調査結果に!

そこで、笑いを研究しているドクターに教えてもらったのが『笑いヨガ』の体験会。笑いの体操とヨガの呼吸法を併せ持っているところから、笑いヨガと呼ばれています。みんなで笑っていると、笑いが伝染して、無理なく楽しく笑えるのが特徴。また、大笑いのフリをするだけでも、面白くて笑っているのと同じような効果になるというエビデンス(科学的証明)もあるほど。


笑いヨガは、普通のヨガと違って決まった型があるわけではありません。日本笑いヨガ協会代表の高田佳子さんが、参加者の雰囲気や、その場のノリを見て即興でお題を出していきます。たとえば“セレブ笑い”や“請求書見てビックリしちゃった笑い”、“お尻に1万円札挟んで歩く笑い”などなど、初めて参加した私は唖然茫然と(苦笑)。けれど、お尻に1万円挟むフリをして歩きながら笑うと、骨盤低筋を鍛えられるなど、身体の構造を考えた運動になっているのです。

笑いの動作がひとつ終わるたびに、全員で「ホッホ、ハハハ、ホッホ、ハハハ、イェ~~イ!」とバンザイの格好を。ハードではないのですが、結構な運動量。でも、参加者のみなさんと、グルグル周りながら笑い合っているうちに、最初のつくり笑いが、いつのまにかお腹の底から笑っている自分に気づいたのです。本気で楽しくなってきて、血流が良くなっていくのが自覚できるほど。終わった後は、肩コリがかなり軽くなっていた のにもビックリ!


体験会の最後は、鎮静のための動作を。鼻の穴を片方ずつ指で押さえ、深呼吸します。このとき、どちらの鼻の穴の通りが悪いかで、今の自分の状態がわかるとか。右の鼻は、活動や緊張、ストレスという交感神経が司っているので、呼吸の通りが悪いと、活動的な状態ではないということに。左の鼻は休息やリラックスの副交感神経が司っているので、呼吸の通りが悪いと、休息が足りていないのかも。左右のバランスは頻繁に入れ替わるので、時々チェックしてみるのもいいですね。

東京、愛知、岡山、福岡などで日本笑いヨガ協会主催の体験会があり、すべて参加費は500円。私は東京にて笑いヨガ体験をしましたが、参加者は30名ほど。その中で、初参加は半数くらいいらっしゃいました。それだけ“笑い”が注目されているということなのでしょう。笑いヨガ、私自身もハマりそうな予感がします(笑)。

日本笑いヨガ協会

 

取材・文/美容ジャーナリスト 藤田麻弥

 

【プロフィール】
女性誌や会員誌、Webにて、美容と健康に関する記事を執筆。化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンスのある情報を伝えるため、日本抗加齢医学会や日本香粧品学会を始め、多くの学会やセミナーを聴講。自身もアンチエイジングに関するセミナーの企画・コーディネートを務める。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研パブリッシング)がある。

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